解答5.26
光輝材(ガラスフレーク、アルミフレーク、マイカなど)は、一般的に以下のような問題があります。
・樹脂成形時、溶融樹脂が合流する部分(ウェルド部)で扁平なフレークの配向が乱れるため、ウェルドラインが色むらや筋となって著しく目立ってしまいます。
・意匠性を最優先にするために、粒径が大きいので、耐衝撃性(シャープ衝撃強度など)や破断伸びが低下します。
・ガラスフレークは硬度が高いため、コンパウンド(混練)スクリューや金型、塗料のスプレーノズルなどを物理的に著しく摩耗・損傷させます。
・アルミフレークは比較的柔らかいため、高せん断がかかる成形・混練条件ではフレーク自体が折りたたまれたり細かく破砕されたりして、本来の光輝性が損なわれます。
・ポリプロピレンに対して、耐候性の低下が起こることがあります。これは、光が光輝材で反射して表面樹脂への照射強度が高くなるためと推察されていて、紫外線吸収剤を多くする等の対策が必要になることがあります。
目次

コメント