問5.24 同じポリマーでも色によって成形収縮率がかわったり、反り変形が出たりする理由を説明してください。

解答5.24
鈴木茂, 宮下進, 片渕博明, 色材協会誌, 74 (8), 379-386 (2001)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/shikizai1937/74/8/74_379/_article/-char/ja
ポリプロピレン(PP)のような半結晶性樹脂では造核剤が機能する場合がある。この意味することは、PPの分子鎖は、ポリエチレン(PE)のそれよりも運動性が低く結晶になりにくいので、造核剤の効果が大きい。逆に、PEは造核剤がなくても結晶化しやすい。
顔料には、造核作用を示すものがある。PPに対して、シアニンブルー、キナクリドンレッドは造核作用を示す。そこで、同じPPであっても、色によって成形収縮率が変化する。また、反り変形の状態が変わる。

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