解答3.31
Jing Jin, Hongyu Chen, M. Muthukumar, Charles C. Han, Polymer 54 (2013) 4010-4016
Jing Jin, Hongyu Chen, M. Muthukumar, Charles C. Han, Polymer 52 (2011) 6161-6172
PPの結晶化に対するメタロセン触媒系POEの影響は実験的には(例外を除いて)はっきりしている。全結晶化速度は、核生成速度と成長速度の積なので、実験方法により見え方が変わる。球晶成長速度は、POEの添加により遅くなる。一方、DSCの非等温結晶化ピークは高温側にシフトする。ホットステージ観察からPOE添加により核生成速度が増している。
2005年までに活発に研究されたPPの結晶化に対するバナジウム触媒系EPRの添加の場合、成長速度と核生成速度が両方とも遅くなる実験結果が多かった。
このPOEとEPRとの違いを結晶化理論で説明することは難しい。PPとPOEのブレンド物を製造する段階で、PPの結晶前駆体がメモリーとして残りやすいことが懸念される。

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