解答2.33
PPのランダムグレードは、プロピレンとエチレンが共存した状態で重合します。すなわち、連続法であっても重合槽は一つあれば良い。一方、衝撃グレードはホモPPとEPRとのブレンド物になるので、回分法では先にホモPPを重合し、後半にプロピレンとエチレンの共重合を行います。連続法では、必ず二段重合するために複数の重合槽が必要になります。気相重合とハイブリッド重合(バルク法+気相法)のブロセスが一般的です。
小林 豊, 化学と教育, 2009年 57 巻 5 号 256-257
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/57/5/57_KJ00007515499/_article/-char/ja
回分法で明らかなように、衝撃PPの製造において、先にホモPPを重合する必要があります。エチレンが混ざったガスから純粋なプロピレンに切り替えることが困難なためです。原理的には、重力により重合パウダーを下に落とす方式のリアクターでは、気体(プロピレン)と固体(ポリプロピレン)との分離が可能です。
三菱化学Horizoneプロセス紹介資料
https://www.m-chemical.co.jp/en/petrochem-license/technologies/pdf/Introduction_JPP_Polypropylene_Process.pdf
Lyondell-Basell Spherizoneプロセス紹介資料
https://www.lyondellbasell.com/globalassets/lyb/our-solutions/technologies/petrochemical/polypropylene/cta/Spherizone.pdf
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