問3.1 水のような低分子では、日常の(非平衡)状態で、融解温度と結晶化温度はほぼ同じです。しかし、PPの融解温度は160℃程度、結晶化温度は110~130℃程度と大きく違います。その理由を説明してください。

解答3.1 融解は規則正しく整列した分子が崩れる温度です。水の結晶化温度を考えると、形が単純でサイズも小さいため、温度が下がるとすぐに適切な位置に整列します。そこで、融解温度も結晶化温度もほぼ一致します。
PPの融解時には、整列した鎖をバラバラになる。一方、結晶化時には、バラバラに動いている長い鎖が、適切な場所に移動して整列することが必要になります。動くために時間がかかるために、過冷却状態にならないと結晶化しないのです。

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