問3.20 ポリプロピレン(PP)の分子量が大きくなるとランダムコイルの回転半径が大きくなる。では、タクティシティが変化した時には、ランダムコイルの大きさはどのように変わるか、そして絡み合い密度はどのように変化するか説明してください。

解答3.20 ホモPPであっても、高分子量になると靭性が増大する。これは、PP鎖の絡み合いが増大するためと考えられている。同じ分子量のaPP, iPP, sPPがあった時に、特性比はsPP>>iPP>aPPとなる。sPPの分子鎖は、aPPのそれと比較して剛直で広がりが大きくなるということを示している。特性比の逆数は絡み合い密度と関連しており、aPPの方が絡み合いやすいことが分かる。
Macromolecules, 51, 6878−6891 (2018)
Macromolecules, 35, 10096-10101 (2002)

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