問2.14 PPの工業生産が始まった頃、エチレン含量を工程管理する必要がありました。当時赤外分光法でエチレン量を求めた方法を説明してください。

解答2.14 13C-NMRによりエチレン含量を正確に測定できる。しかし、工程管理としては測定時間がかかりすぎる。そこで、初期の工程管理ではIR法が使われた。ランダムPPでは数mol%のエチレン量であり、エチレン連鎖の確立は低い。衝撃PPでは結晶を生成するほど長いエチレン連鎖が存在する。720 cm-1付近のピークは、CH2横揺れ振動と呼ばれ、HDPEでは結晶により二峰ピークを示す。三か所の波数の吸光度からエチレン含量の求める実験式が各社のノウハウで作製されて、実用されてきた。

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