SPE日本支部　2024年10月講演会
「プラスチックのマテリアル・ケミカルリサイクル技術の進化」

概要
　プラスチックはこれまで人々の生活をより便利に・豊かにしてきました。この背景にはポリマーの高性能、高機能化はもちろん、触媒、接着剤、顔料など様々な材料の開発と融合化や使いこなしなど、膨大な技術革新があります。
　他方、近年では海洋プラスチック問題や地球温暖化、石油資源枯渇などの環境問題がより深刻なり、プラスチック製品はこれまでの機能を保持したまま環境問題に対応することが要求されています。特に資源循環、中でもリサイクル技術については様々な開発や取り組みが行われています。
　リサイクル技術のキーファクターは複合化された製品からの異種材の除去および使いこなしの技術です。本講演ではこれら技術を中心に、研究開発および事業化に取り組んでおられる方々からご説明いただき、理解を深めていただきたいです。プラスチックに係わる皆様に広くご参加いただき、ご自身の事業分野の参考にしていただくとともに分野の垣根を超えた交流のきっかけになることを期待します。

 

■開催概要

• 主催：SPE日本支部
• 日時：2024年10月10日（木） 13：00～17：20
• 場所：申し込み時に会場 or オンライン聴講を選択していただけます。
  会場：住友ベークライト㈱　本社20階会議室 （TEL：03-5462-4111）/Zoomハイブリッド開催
  〒140-0002　東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル
  https://www.sumibe.co.jp/company/offices/index.html#head_office
  ※リモートアクセスを希望される方には、個別にメールにてご案内します。
  なお、通信の安定状況により講演の配信が中断、画像、音声に乱れが発生する場合がありますが、
  返金その他の保障は致しかねます。恐縮ですが、ご了承の上お申し込みください。

 

■スケジュール

13：00-13：05
主催者開会挨拶　東京工業大学（10/1より東京科学大学）　教授　齊藤卓志氏

13：05-14：00
「東洋インキの軟包装及びプラスチック成形品の剥離・脱墨マテリアルリサイクル技術」
東洋インキ株式会社　サスティナブルパッケージング部　部長　原子詩奈氏

14：05-15：00
「ゼオライト触媒による廃プラスチックのケミカルリサイクル」
室蘭工業大学大学院　工学研究科　准教授 神田康晴氏

15：00-15：15
休憩

15：15-16：10
「ポリエステル複合材料のケミカルリサイクルに向けた取り組み」
産業技術総合研究所 材料・化学領域　触媒化学融合研究センター　主任研究員　田中真司氏

16：15-17 : 10
「二軸押出機を用いたプラスチックリサイクル技術」
株式会社日本製鋼所　樹脂製造機械部　小柴 拓也氏

17：10-17：15
終わりに

 

■参加要領

・参加費：SPE日本支部会員：無料　（個人会員の代理出席は認められません）
・非会員：15,000円（非課税）　
　＊申し込み締め切り10/4(金)。現地参加者は、当日現地で現金でお支払いください。
　＊オンライン参加者は、申込者に支払い方法をメール連絡します。
　＊懇親会費：希望者は、会員/非会員ともに5,000円(非課税)を当日会場にてお支払いください。

以下の申し込みボタンより申し込みできます。

■講演会担当者

SPE 日本支部 企画担当　高橋由紀子
東洋製罐グループホールディングス㈱